Rina

鈴木家の嘘のRinaのレビュー・感想・評価

鈴木家の嘘(2018年製作の映画)
4.0

試写会にて。
舟を編むやセトウツミとかの
大好きな映画の助監督を務めてた
野尻さんの処女作。

とんでもない映画、、、。
今も色んな感情で頭の中ぐるぐるしてる。
私の家庭環境が起因してるかもだけど。

重い話だけど
ちょっとコメディの要素もあって、
クスクス笑ってたら
いきなり胸えぐられるほど苦しくて
涙とまらんくなる。
その絶妙なバランスが最高に好き。

ついた嘘に優しさと抱えきれないほどの後悔を感じながら生きる。
本当は口に出せないくらい辛くて。
自分のための、現実から背くための嘘なのかな。

原日出子も可愛いお母さんやし
岸部一徳がとにかく最高。
大森南朋がこんな軽い役するのも新鮮で素敵!
そして妹役の木竜麻生ちゃん、、化ける。

133分だからどこか削れるかもとも思うし
終盤若干疲れたけど、
トータル最高な映画。
そして終わり方も大好き。

苦しいことや悩んでることがある人は
どの視点かに立って観られるはずやから観て欲しい。
Rina

Rina