鈴木家の嘘の作品情報・感想・評価

鈴木家の嘘2018年製作の映画)

上映日:2018年11月16日

製作国:

上映時間:133分

あらすじ

「鈴木家の嘘」に投稿された感想・評価

miyani65

miyani65の感想・評価

2.2

このレビューはネタバレを含みます

この映画全然納得できない。

岸辺一徳と原日出子が夫婦の設定だけど実年齢からいけば親子やろ。
木竜麻生 と加瀬亮が兄妹の設定だけど実年齢からいけば親子でもいけるよ。

母が帰宅してラジオをつけたままだったはずが、娘が帰宅した際には、ついてなかったけど?????
(TBSラジオが絡んでいるから、ラジオシーンが多いのか。)

父親は仕事してるの定年退職してるのどっちですか。

妹の大学での新体操のシーンは、必要なんですか。
その新体操がこの映画に何の意味があるのかさっぱりわからん。
大学通ってるだけでいいのではないでしょうか。

母親が記憶を取り戻すシーンは??????????
その1 北別府が他人の家を酔ってるかといって、あそこまでできるか
ただの粗暴な男やないか。
その2 叔父さんの花嫁がいきなりあらわれて、コウモリを外に逃したら
記憶がもどる。 え〜って感じ

なんで自殺をした兄の部屋で親子3人が寝てるの
寝れんやろ
そしたら、コウモリが帰ってきて、平和が訪れる。「はっぁ」

結局この映画は、誰を癒してるの

演出、脚本がひどいと感じた映画でした。

唯一の救いは、木竜麻生 ちゃんまた会いたい。

以上
やす子

やす子の感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

割れたまんまビニールしてある窓ガラス、浩一の表情、言いたいことが溢れ出す富美、浩一のことが知りたくてソープに通う幸雄、浩一の綱を必死に切ろうとする悠子、なんかもう全部涙でた。

何か理由がほしくて、でもそんなの簡単には見つからなくて、もがきながら受け止めていく。
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俳優陣の演技が素敵だったなぁ。木竜麻生、川口春奈の話し方と似ている気がしたのであーる。
『あいつ、生きてたんだな』

家族や身近な人の死は他人の死であって他人の死でないと思う。家族は切り離せなくて厄介でいて背負いたくもある。予告でコメディかと思いきやかなりグサグサきた。表情に出さないけど必死に息子を助けようとした父、後悔と闘う妹が泣ける。叔父さんは置いておいて…。後半の演出に好みは出るだろうなとは思うけど重くて気だるくて愛おしいファミリー。主題歌良き。
【窓枠のビニール】


逸損した助手席窓部分に貼られた脆弱なビニール膜が、走行風を受け音立てて揺れている。
剥がれかけのそのビニールは「遠からず露見する其場凌ぎの嘘」の顕現でもあろう。

母(原日出子)に対する“明け透けな嘘”を通し、事が起こる遥か以前から、自恃や体裁/固定観念に固執し 認める事拒否し 対峙せず 目を逸らし自己を偽り続けてきた“自分自身への嘘”こそが露呈する。

体育館会話場面に於ける富美(木竜麻生)の姿が 鏡に映る鏡像=虚像であるのは、母ではなく自分自身を偽っている-その証左に他なるまい。

大きな嘘を端緒に、ずっと積み重ねてきた小さな嘘が暴かれ本当の自分を見つめてゆく ~ 言うまでもなく映画とは作り物(嘘)であり 見る者各々がその中に、己の欺瞞を看取し 真自己と対峙する場である。


ビニール膜が半分以上剥がれた車窓から見える 過去に向き合おうとする父(岸部一徳)の姿。
新体操のリボンを幾度も落としていた富美は、もうre:born〈再生〉を手離しはしないだろう。


終極。緩やかに走り出す自動車の窓は、もうビニールではない。




《木竜麻生・野尻克己監督 新潟市舞台挨拶付上映/劇場観賞》
少し笑えた。家族が自殺するってことが、重すぎず軽すぎずリアルに描かれているように思った。
Quietboy

Quietboyの感想・評価

5.0
本当に、いい映画ってのは、どんなに腹減ってても、空腹を感じさせないんだって思います。

だから私は、飯を食う前に映画見ます。
ある程度、腹空かして映画見ます。

空腹が勝つか、映画が勝つか、
それが私なりのいい映画の試金石であるんですよ。

何をもっていい映画だと言えるのか、
涙流したから?
パンフレット買わなきゃ!ってなるから?
また見たいって思うから?
なんか自分のそういう気持ちすら信じらんなくて、
人一倍食い意地だけはある俺が一番信用できるのが、
その、空腹に勝てるか、なんですよ。

映画見てる間に、ちょっとでも、帰りにどこのラーメン屋寄って帰るか、
考えちゃったら、負けです。

そんでもって、ラーメン屋寄らずに帰ってしまって、飯食うより酒飲んじゃうようなら、
まぁ、本当に最高の映画ってことなんですよね。


で、鈴木家の嘘、これが、
まぁ、そういう映画でした。

マジで食欲失せた。

グロいとか、生理的に無理とか、
そういうんじゃなくて、
飯食う余地すらなくなった。



なんか、もうそういうんじゃなくて、
何食いたいとかやなくて、


いろいろ言いたいことあるけど、
もうこれ以上に言うのやめます。


お腹すかせて、試しに見に行ってみてください。
ストーリーの根本はシンプルだが、いなくなった彼を理解しようとする家族の奮闘を丁寧に描いている。コミカルさも絶妙。他人のまっとうな言葉や気にかけてくれる言動も白々しく映る。なぜ自殺したか?を解決することもない。わかるはずもない問題を、どうに飲み込むか。
冒頭、いきなり登場人物が一人退場っておい、という始まり。バランスが変な映画で笑いあり怒りありスピリチュアルありだけど大嘘がない。なのに「鈴木家の嘘」とは一人の母親のためについた嘘を巡るシリアスな物語でもあるからだろう。

意図的に棘が仕込まれている。ただその棘自体理由が見えると一気に人物像が反転する。「あの人は迷惑だ」的な断定をした登場人物の方が偏見にまみれていた事が明らかにされる。そういう形で棘が回収される事である事で一生涯逃れることの出来ない罪悪感と対峙して戦っている人達を愛おしくも描いている。

物語は鈴木家の父、母、妹の三人の受容を描いている。父はある事が知りたくてソープランドに行き娘に何をしているのかと思われたり、妹は何も知らない人が近づこうとカッコをつけて言った「暴言」にキレたりする。そして母はなんでも信じようとする。

そうしている中で起きていたアルゼンチンにいる兄について全てが瓦解して母も全てを知った後になおスピリチュアルなお人が登場するのは何故かと言えば、それでも理解したいという気持ちが三人の中にあったから。その事を見せるためものだとすれば腑に落ちる。

そういう作品なので最後もなお知ろうという形で前に進み始めた三人の出発で終える。破損していた部分は修理されている事を見せる事でミッシングピースはあるけど立ち止まっているだけではないそんな家族の戦い方が描かれていた。

妹役の人がかわいらしく時にブチ切れたりいろんな表情を演じていてとっても良かった。また岸部一徳さんが演じた父がソープランドに行くというありそうでない感じの父親役、原日出子さんが夫と娘の思いと思いっきりズレた事を語っている所など的確な配役だった。

変な作品なので身構えて見て欲しい。でも決して後味悪くはないのです。不思議な映画です。
さや

さやの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ところどころあるコメディタッチみたいな部分がいい味を出してたし、結末はイヴちゃんが出てこんくて自殺の理由がわからんままやったけどそういう想像させる感じもすき

基本ぜんぜん涙もろくないのにかなり泣いてしまった、おすすめです
予告の雰囲気から、テーマは重くてもコメディタッチで笑える感じなのかな?と思い観賞しましたが…全然笑えませんでした😂唯一の癒しは大森さんでしたね。ケーキのろうそくを吹き消してほしいシーンで、フーして、、フー💨と感情込めつつ軽やかタッチでさすがだなと思いました💮
岸部さんも出てるしもう少しゆるテイストでも良かったのでは?と個人的に思いますが、そこはやはり監督のカラーなんでしょうか。母親役の原日出子さんが号泣するシーンもあざとさが目についてしまい…そこまで入り込めませんでした。
自死した身内がいる家族ってこんな感じなのかな…と、あまりにも今の自分には無縁なため、淡々とドキュメンタリーを見せられているような感覚に陥りましたね。一度見たらもういいです。
(2019/2)
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