花筐／HANAGATAMIのmgcのレビュー・感想・評価

生涯にわたってリライトし続けてきた、花筐。
余命宣告も受けてこれが最期の映画かも。と思った監督のイマジネーションはフルバースト。

脱がし屋の異名をもった監督だが、流石に昨今少女を素っ裸にするのはマズイ。ので肌色の全裸風スーツを着せてやる！これで文句ないだろう。

今回も文学、戦争、疫病、震災、恋の危うさと美しさをテーマにしてますが、やはりそれだけでは終わらないのが大林映画。
インタビューでは今作を「おじいさんが女風呂を覗いた時のエロチシズム」と隠すことなく形容している。元気なおじいさん！！