大林宣彦監督戦争三部作第三作。
佐賀県の唐津を舞台に、太平洋戦争勃発前夜を生きる若者の群像劇。
大林監督の魂が、記憶が映画に焼き付いている。
燃えるような友情、恋愛、青春。観客が生半可…
茶色い戦争ありました
いつまでも欠けない月
夜の海辺の決闘
淑女は消え、皆消える
割れた鏡越しのキス
赤、血、月夜の音楽、
彼の笛の音、別れの生む狂騒
青春が戦争の消耗品なんて
お飛び、お飛び…
万人受けはしないグロテスクコラージュ。
大林監督の若いころの脚本を晩年になって映像化したものだとか。
もう、なにを描こうとしているのかなんてどうでもいいですね。
大林ワールドというか、大林映像…
戦争三部作の中で一番難解だったかもしれない…とはいえ大林宣彦監督の人柄と映画の姿勢が大好きなので、その世界観を全身で感じることができて良かった。
あと400年経てば映画で戦争を終わらせることができ…
情緒なき原始的CG切貼りとっ散らかり映画
うーん・・・まるで大林監督の「死に際における走馬灯のように過ぎ去る記憶映像の断片」を延々見させられたような気分。
ひたすら安っぽいコラージュCG画僧と耳…
愛する事が即ち喪失を意味する時代の前夜に青春の絶頂を迎えた人々にとっては生き抜くこと、いや生き残ることはかくも悲しきことなのだろうし、平和ボケと言われる時代に一応はそれらしき物をしれっと通過してしま…
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