奥

カランコエの花の奥のレビュー・感想・評価

カランコエの花(2016年製作の映画)
4.0
ブラスバンドの音色に合わせて緩やかに醸成されていく空気。

善意もまた時に人を傷つける。

本作はそんなリアルな生活の場での性的マイノリティへの理解の程度を見事に浮き彫りにしている。

男子の犯人捜しやどうしていいかわからない友達、クラス内に広がっていく空気感がやけにリアルで、観ていて辛かった…。

40分の短い中にいろんな思いが詰まっていた。

多様性が求められる現代に必要な映画でした。
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