「うちのクラスにLGBTの人がいるんじゃないか?」生徒たちの日常に波紋が広がっていき…
性的マイノリティーというテーマが、
ある種、閉鎖的な高校という舞台だからこそ浮き彫りにされており、一口にLGBT と言っても当事者の年代によって
考えること、出来る事、見ている景色は違うのだろうと思いました。
物語の後半からエンディングにかけての演出が秀逸でした。
そして、若き日の笠松翔が見れます。
第三者が取れる正しい選択とはなんなのか。同性愛を理解しましょうと大きな声で発信することは場合によっては正しくない事なのではないか。
また、自分は第三者で関わりがない思っていても、好きになった人が、好きになってくれた人が同性愛者であったならその瞬間、自分も当事者になり得るのだということを考えさせられました。