はち

海を駆けるのはちのレビュー・感想・評価

海を駆ける(2018年製作の映画)
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公開初日。
ファンタジーだと聞いていたので、どんな感じかなっと思いながら観に行きました。
内容はネタバレなのであんまり触れないですが、難しい〜〜って感じ。
多分一貫した何かがあると思うけど、他の人の感想とか色々見たりしてゆっくり考えよう。
津波の被害にあった地域での撮影ということで、映画からも海の脅威を感じました。
インドネシア、フランスとの合作映画らしいけど、邦画の雰囲気も醸し出しつつ、思ってたよりインドネシア語で話が進むので海外の映画を観てるようでもあった。
ラウ(ディーン・フジオカ)はほとんど台詞ないけど、“自然のように植物のように”気付いたらそこにいて、純粋無垢な眼差しを浮かべて、でも時々真面目な顔になる。
そして、たいきゃんのインドネシア語すごいです。
練習期間3ヶ月って言ってたけど、日本人が話してるようには感じなかった。
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人生は不条理、だから愛おしい。
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ラウが大人子供関係なく殺したり救ったりしてるのって、津波が誰彼構わず襲ってしまうのと似てるのかな。
ラウ自身が自然と気づいたらそこにいるように、ラウは自然の象徴みたいなもので、もしかしたらラウがいなくても子供は川に流されて、タカコは倒れたのかも。
違ったら恥ずかしい。笑
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