海を駆けるの作品情報・感想・評価

海を駆ける2018年製作の映画)

上映日:2018年05月26日

製作国:

上映時間:107分

あらすじ

インドネシア、バンダ・アチェの海岸で倒れている謎の男が発見される。片言の日本語やインドネシア語を話すが、正体は不明。その謎の男をラウ(=インドネシア語で「海」)と名付けて預かることになった、災害復興の仕事をしている貴子と息子のタカシたち。その周辺で、謎の男・ラウは様々な不思議な奇跡と事件を巻き起こしていく--果たしてラウは何者なのか...

「海を駆ける」に投稿された感想・評価

はち

はちの感想・評価

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公開初日。
ファンタジーだと聞いていたので、どんな感じかなっと思いながら観に行きました。
内容はネタバレなのであんまり触れないですが、難しい〜〜って感じ。
多分一貫した何かがあると思うけど、他の人の感想とか色々見たりしてゆっくり考えよう。
津波の被害にあった地域での撮影ということで、映画からも海の脅威を感じました。
インドネシア、フランスとの合作映画らしいけど、邦画の雰囲気も醸し出しつつ、思ってたよりインドネシア語で話が進むので海外の映画を観てるようでもあった。
ラウ(ディーン・フジオカ)はほとんど台詞ないけど、“自然のように植物のように”気付いたらそこにいて、純粋無垢な眼差しを浮かべて、でも時々真面目な顔になる。
そして、たいきゃんのインドネシア語すごいです。
練習期間3ヶ月って言ってたけど、日本人が話してるようには感じなかった。
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人生は不条理、だから愛おしい。
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ラウが大人子供関係なく殺したり救ったりしてるのって、津波が誰彼構わず襲ってしまうのと似てるのかな。
ラウ自身が自然と気づいたらそこにいるように、ラウは自然の象徴みたいなもので、もしかしたらラウがいなくても子供は川に流されて、タカコは倒れたのかも。
違ったら恥ずかしい。笑
インドネシアの津波と
3.11の津波

国は違えどそれぞれで失ったものがあり、
それが人生の転機となって
今に至る登場人物がいて

単なるファンタジーだけで
終わってないのがいいと思う
この映画の主題は"ラウは何者だったのか"
じゃなくてラウを取り巻く人びとの生活や価値観にあるんじゃないかな


月が綺麗ですね、は笑った

やっぱり太賀は良い
がく

がくの感想・評価

3.3
淵に立つの方が面白かった。
というのが正直な感想。

ディーン藤岡が、ある種キリストのように描かれており、4人の若者たちは、弟子たちが奇跡を目撃するというふうに作られている。
というのは分かるのだが、やはりディーン藤岡は、死んだ阿部淳子の父親の魂なのではないか、と感じる。
阿部淳子がやってきた時に彼はやってきて、灰を海に捨てる所で海に消えていく。
阿部淳子のことを守っているように思えるし、2人がトーチカにいる時に2人とも青い服を着ていたことを考えると、そう感じられるのではないか。
AS

ASの感想・評価

4.2
観る角度で顛末の色合いも変わってくる作品。複層化された語り口によって物語に厚みが生まれている点は素晴らしいし、自然そのものがもたらす不条理をディーン・フジオカが見事に体現している。
輪廻・円環を提示し続けるアピチャッポンとはまた異なる切り口の死生観が美しくもあり残酷でもあった
takono

takonoの感想・評価

3.4
ポスターが観客と作品のミスマッチを起こしてるのではないかと思った。
この監督の良いところ、不気味さは健在・・
モヤモヤしたまま映画終了。
犬呼ぶみたいにラウ呼ぶのが笑える
不思議な映画である。
父親の遺言でインドネシア、アチェに散骨に来た女性が
記憶を喪失した男と出会ったことから奇妙な体験をする。
同じ東南アジア、タイのアピチャッポンの映画にも似たところがある。
この作品にツッコミ処云々言うのは野暮というものだろう。映画全体が作者の意図の元に造られているのだから。観るものは1時間47分、映像美に身を委せていればいい。それを至高の映像体験ととるか、時間のムダ使いととるかは、観客の感性次第。
『海を駆ける』5/26(土)初日鑑賞

改めて『海を駆ける』のチラシを見て〜
第69回カンヌ映画祭「ある視点」部門審査員賞受賞作品で、納得♪

チラシのディーン・フジオカのアップと作品はあまり関係ないかな(笑)

内容は殆どインドネシアが主。

日本とインドネシアとの共通である震災&津波での破壊と、

生命を産み出す “ 海 ”

その海から現れた彼(ディーン・フジオカ)は、空気中の水分を “ 水 ” として物体化させたり、空間移動したり、
超能力を使う(私は出来ると思ってる人です♪)

そして、彼を信じた?魅了された4人の若者(彼らの話しが大半を占める)は、彼を追って〜

“ 海を駆ける ”

「みんなでシェアしましょう♪」って書いてあったので、深田監督ぜひ(*^^*)

このレビューはネタバレを含みます

ハッキリ言って、ものすごく感性で好みが分かれる作品。
というか、物語の舞台の所為もあるだろうが、日本人の感性にはあんまり馴染まないのでは。

基本的に時間を割いてるのが大学生四人の友情恋模様であり、ディーン=フジオカさんの正体も分からず有耶無耶に終わる。
しかも途中で超常能力が顕現したり、唐突に人が死んだりするので尚更置き去り感が強い。

劇中のインドネシアの気候と風景、民謡はなんともノスタルジックで、その不思議な雰囲気の中で不可思議な物語が展開される。
なんとも狐につままれたような感覚なり。
ここでの点低いけど、けっこう好きですよ。
毒の少ないほとりの朔子かと思いきやラストシーンの強度にやられた。
あれなかったら過去の作品と同じって評価だったと思う。
(2018年劇場78本目)
(2018年通算146本目)
み

みの感想・評価

4.0
ほとりの朔子のときとおなじく、泣くとこじゃないのになんで泣いちゃうんだわたしは
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