コージー

海を駆けるのコージーのレビュー・感想・評価

海を駆ける(2018年製作の映画)
4.2
楽しい映画か?と、聞かれたらたぶんそうではないです。
ですが、理屈はよくわかりませんが素晴らしい映画体験でした。
ディーンフジオカ演じる人知を超えた奇跡の力を持つラウ。それは海そのものの様な存在なのだと思います。命を生かすことも殺すことも、自由自在。人はその美しさに惹かれるが、時に人にとっては理不尽な存在でもある。
背景として作品の舞台となるインドネシアで起こったスマトラ沖地震や東日本大震災の津波のことがあり、人にとっての自然とはどういうものであるか、「世界」とはどういうものかを感じさせる映画なのかなと思います。
星1をつける人の気持ちもわかります(笑)。
ですが、やはり素晴らしい映画だと思います。
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