他人の結婚式の手配ばかりしていて嫌気がさしたウェディング・プランナーのモー。友人のジェニファーが結婚し、両親から「自分の人生もプランニングしなさい」と言われてしまう。まったく恋愛運のない彼女は運命の人を見つけるため、インターネットを頼ることに——。
ナイジェリアの「ノリウッド」映画2本目。前回の「オクラを買いに行かせたら」はイギリスロケだったが、本作は撮影もナイジェリア。純正のノリウッド映画だ。
モーは28歳の女性。友人たちの結婚に焦って出会い系サイトに登録したり、サイトで知り合った男性とのデートにドレスアップして出かけたのに実際に出会ってガッカリしたり、クラブで知り合った男性の自慢話にウンザリしたり…ナイジェリアも日本も変わらない。
モーの友人が言うセリフ「リアルワールドでは、手に入るもので満足するしかないの」は、なかなかキツイ。日本のドラマでも似たようなセリフを聞いたような気がする。
自分の失敗談をブログで愚痴るモーに共感できる女性は、世界中にいそう。ナイジェリア版「ブリジット・ジョーンズの日記」かな。
