とても優しい気持ちになりました。
じんわり温かく、でも甘酸っぱさもあってゆっくりと感情を噛み締めながら観れる映画だった気がします。
いろいろな人の様々な想いが描かれていて、それぞれの物語もしっかり入ってくるのに、まとまっていて邪魔し合わない。
激しい抑揚はないが、観ている人を置いてけぼりにしない穏やかな映画でとても好きでした。
音楽もとても綺麗でした。優しかったり、壮大で心を揺さぶられたりと、シーンごとにとても合っていて話の邪魔をすることなく惹き込んでくれる。
余韻を楽しめる終わり方だったのでエンドロールでもじんわりと涙が出てきました。
大杉漣さんの遺作ともあり、エンドロールでお名前を目にしてしみじみとしてしまいました。
広島の魅力も満載で、行ったことがある場所もこの映画を見たことで、また違った視点で見られる気がして、広島へ行きたくなりました。
酒蔵のお酒、是非飲んでみたくなりました!