ShinKato

スパイダーマン:ファー・フロム・ホームのShinKatoのレビュー・感想・評価

4.0
なんせエンドゲームの後の世界を描くわけだから身構える訳だが、そこにスパイダーマンを持ってくる理由が明確であり、カラッとした、それでいてちゃんと引き継いでいるし「またも傑作か。。marvel。。」って感じ。

オープニングの意表をついた選曲、いや、それは決して的外れではない。アベンジャーズを思うごく普通の少年少女が、心からのリスペクトで選んだ曲。そう思うとなんて素敵なんだろう。

前日にテレビでホームカミング観たので、ピーター、MJへの切り替え早いなあと思ったが、それも青春ってことだろう。今回はピーターのイノセンスがことごとくアダとなり様々な危機に陥るわけだが、ピーターだけではない、我々観客も騙されてしまうことが多々ある。その騙され要素の最たるもの、ここにはトニースタークが関わっており、やはり自業自得問題は出てくるわけだが(笑)本作における彼の存在感としてもう一つ重要なのは、過去のスパイダーマンにおけるベンおじさん的存在としてのトニーだろう。

偉大なトニーの後を自分が出来るわけがない。。そんな葛藤を抱えつつも、ハッピーの飛行機の中でホログラムに腕を突っ込むピーターのあの動き。トニーの面影を感じた瞬間に流れるback in blackはもう。。ラストの正体バレはアイアンマンと対になっていたと思う。

エンドゲーム後の虚無感から解放してもらいました!あとミステリオってネーミングは我々の世代だとミスティオという安室奈美恵がCMしてた清涼飲料水思い出していまいち。
ShinKato

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