ミッコ

ミクロの決死圏のミッコのレビュー・感想・評価

ミクロの決死圏(1966年製作の映画)
2.3
大の大人がごっこ遊びをしているといっても疑わない出来で、医師医療監修というだけあって目まぐるしい体内の状況のリアルというか辻褄はまぁまぁ合っているのかなぁと素人はぼんやり思う程度。ミクロ化の仕組みの説明は一切無かったが挺の窓から覗く巨大な人間や当時どうやって撮影したのだろう、と思えるユニークな特撮技術は楽しい。作られた年から考えれば画期的なアイデア、挑戦だったのかもしれないし古い映像に目を瞑ることも必要かもしれないけど、ミクロ化したあとの体内の描写はかなりガッカリだった。ビニールやらなんやらの化学繊維的なもので表現される体内がチープすぎて画面に集中できない。一方ストーリーはスパイもののような始まりでクライマックスまでサスペンス風が続くが怪しい人物がわかりやすい行動をとってしまうためハラハラ感も少なめで残念。
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