めちゃくちゃ普通にドラゴンクエストとタイトルが出てくるが、間違いなく無許可である。

主人公はロクデナシの覗き魔で、魚に喰われても腹のなかでタバコをふかし始めるほどにやる気がない。このやる気のなさは製作陣のやる気のなさを表しているかのようで、とくにCGエフェクトは「今は西暦何年だっけ？」と時間に対する疑問を抱かせてくれる。

七つの石を集めても、速攻で敵のボスに捨てられる。その後に不思議な力に目覚め、ドラゴンを召喚するし、手から稲妻を放つ。それまでの冒険によって主人公が成長したからとのことだが、別にこいつは大して何かやっていたわけではない。

全体を通した安定の低クオリティと、よくもそのタイトルを使えたものだなという怖いもの知らずの精神に感服してしまう一品。

乾いた笑いが出るので面白いのかもしれない

ド○クエの実写？みたいな映画です。

原題がドラゴンクエストという製作者が1番勇者な低予算RPGファンタジー映画。
確かにラスボスが竜を操ってるので看板に偽りはありません。
ゲームと異なり母親でなく祖父に起こされタバコをふかし覗きを楽しんでる自堕落な勇者。冒険が進んでも装備が初期設定で敵を倒す事がほぼ無いので強くなったように見えませんが低レベルクリアを目指しているという解釈でよろしいでのでしょうか。
RPGに必須なお宝も普通にモブみたいな連中が持っていてレアさが無いのも斬新です。
これを見ていると改めて30年前少ないスペックで感動を与えてくれたゲーム「ドラゴンクエスト」に感謝の念が湧きあがります。