「メソッド演技」を主軸に置かれたストーリーは胸キュンもしたし切なくもなったしハラハラもした。万人受けする映画ではないだろうけれど、俺は好き。闇の腐女子向け。といってもBLって感じでもないけど。
ぜんぜん舞台やる気なかったヨンウが、ジェハの迫真演技見せられた瞬間に一転してワンコになるのがめちゃくちゃかわいい。というかヨンウがひたすらずっとかわいいのよ。そしてそれに振り回され気味なジェハのヤレヤレおじさん感もキュートだしセクシー。
後半の劇中劇もよかった。嫌な予感しかしない空気感。
どこからどこまでがどちらの「メソッド」だったのか。いろいろな考察の余地があって楽しい。個人的には、ジェハのノートが白紙だったことにキュン。
「子供や子犬は嫌いだ。理由もなく愛される。愛情の総量は有限なのに」
このセリフがとても美しいし、鳥肌立った。
画も終始キレイ。
