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狼/男たちの挽歌・最終章のvのレビュー・感想・評価

狼/男たちの挽歌・最終章(1989年製作の映画)
4.2
タイトルに「男たちの挽歌」とあるが、『男たちの挽歌』シリーズとは全く無関係の作品である。
再度、チョウ・ユンファとダニー・リーのタッグが見れたのは嬉しい。
男たちの挽歌シリーズのジョン・ウー監督作品のため、この作品も「男同士の強い絆」がこれでもかと表現されている。
殺し屋のジェフリー(チョウ・ユンファ)と警官のリー(ダニー・リー)のブロマンスはもちろんのこと、ジェフリーには殺し屋の仲間(ポール・チュー・コン)が、リーには警官の相棒(ケネス・ツァン)がいて、互いに所属する組織内にもブロマンス要素があり、盛りだくさんなのだ。
そしてブロマンスだけでなく、ジェフリーが殺し屋業から引退するきっかけとなった歌手のジェニーとのメロドラマも描かれている。

ロマンスをたっぷり描きながらも、
二丁拳銃アクションや、チョウ・ユンファとダニー・リーが互いに銃を向け合うところ、戦闘中に飛ぶ白い鳩などジョン・ウー監督ならではのアクションもたくさん詰め込まれている。

激しい銃撃戦はかなり見応えがあって、現在のアクションにも全く見劣りしない出来栄えだと思う。
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