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ユキモノガタリのおむのレビュー・感想・評価

ユキモノガタリ(2012年製作の映画)
3.4
これは『第4回沖縄国際映画祭』に出品された作品。
「BSよしもと」で放送されるのをたまたま知って、気になったので見てみました。

舞台は北海道沼田町という豪雪地域。そこに就活で100回も不採用になった主人公の北村美羽がたまたまネットで見つけた沼田町役場の職員募集がきっかけで、沼田町に移り、町の行事の企画運営に奔走するという内容。

私も過疎の町で生まれたので、地域を活性化させることが如何に大変なことなのかとてもよく分かります。また、なかなか新しいものを目指して行こうという流れが出来にくいこともあります。つまり、閉鎖的なところが多いのかもしれません。
そんななか、この物語に出てくる「ゆきものがたり」という沼田町役場内の団体は実在するらしく、主演の森カンナさん曰く、メンバーの方々はとても気さくでグイグイ話しかけて来る人たちらしいです。その言葉を聞くと閉鎖的なところは感じず、「素敵な環境なんだなぁ✨」って思いました。
作品の内容も面白かったです。

ただ就活に100回も落ちた割には有能な美羽のキャラ設定にちょっと違和感はありましたけど😅
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