これたか

アケラット-ロヒンギャの祈りのこれたかのレビュー・感想・評価

2.4
@東京国際映画祭2017

ミャンマーからマレーシアへ移民してくるロヒンギャ難民の人身売買に関わる主人公の女の子。
前半は面白かったのに、後半かったるい…。
人身売買のテーマだけで一本の映画を作ればいいのに、後半は病院で働く青年とのラブストーリーになってしまうため、抽象的なシーンが多くなり、かったるくなる。
人身売買のお金の流れが全くわからない。
大人はどうされるのか?
子供はどうなるのか?
誰から誰にお金が流れていって、誰が儲かってるのか?
何で大量虐殺されるのか?
この点を明確に説明して、ロヒンギャ移民がいかに抑圧されているか、という一貫した映画を撮れば、もっと観客の心に残る映画になっていたのではなかろうか…?
これたか

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