ねこ

リズと青い鳥のねこのレビュー・感想・評価

リズと青い鳥(2018年製作の映画)
3.8
純度200%って感じの映画で心が浄化された。

そしてかなり女子校っぽい雰囲気。
恋愛とは違うけど、友情よりも深い不思議な関係性って高校っていう限られた環境の中でこそ成り立つものだったな、と思った。


実際、高校の同級生にみぞれちゃんにそっくりな友達がいて、ちょっとその子のことを思い出した。

女の子だけの秘密をちょっと覗き見しちゃったような。割れる前のシャボン玉の刹那的な儚さみたいな。そういうのを監督は表現したかったみたいで、まさにそんな世界観。

主人公たちの足音が印象的で、効果音がシンプルだからこそ、管楽器の音が余計際立って綺麗に感じた。

あと個人的に、リズと青い鳥の声を本田望結ちゃんが一人二役でやってるのを最後に知って、色々腑に落ちました。
ねこ

ねこ