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あの頃、君を追いかけたのタロウのレビュー・感想・評価

あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)
3.1
『あの頃、君を追いかけた』


毎日、友達とバカやって笑って過ごした高校生活の中で、一際輝くかけがえのない思い出が水島浩介(演: 山田裕貴)にはある。クラスでも随一の美貌を持ち、優等生でもあった早瀬真愛(演: 齋藤飛鳥)との思い出だ。あの日、教科書を忘れた彼女のピンチを救った日から、やたらと浩介に世話を焼くようになった真愛。授業中に寝ていると後ろからペンで背中をプスっ、作ってあげた数学の課題をなかなか見せないとまたプスっ。しつこいくらいの真愛のペン攻撃に苛立ちを感じる浩介だったが、共に過ごす時間を重ねるうちに彼女が秘める魅力に気づいていく、、

真愛が、幼稚だねってよう言ってたけれど、高校の時なんて楽しいことやってなんぼだよなあって思う浩介派の僕です。なんなら今の大学生の間も。高三の時、放課後に勉強するって名目で教室で友達と遊んでたりしたのが、今思い返せば一番何気なくも毎日やってただけあって色濃い思い出だったかなあと思う。懐かしいいいい。

けれどなんか、気になるとこも。真愛が一気に浩介の世話焼くようになったの、気持ちの傾きが早過ぎん?すごい気難しい子っていう印象が強かったのもあって余計に違和感あった。けれど、その分純粋なところとか笑った時が可愛く見えるのかなとも思ったり。
いつメン七人の間で描かれる恋模様は、真愛と浩介以外であまり目立ったイベントがなくて少し物足りないところがあった。もう一人、二人女の子がいたらもっと動いたのかなあ。けれど、メンバーはみんなキャラが立っていて面白かった!

<キャラクター>
詩子(演: 松本穂香)に関して意外と、というか全然恋愛模様が描かれなかったのがびっくりだった。どっかで真愛と浩介と詩子の三角関係になるかな?と思いきや全くそんな素振りはなく、真愛の恋を応援して、ちゃんと自分の夢叶えてて、すんごいしっかりしてる子だった。

台湾のオリジナル版も観てみよう。
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