ロバート山口

ローマンという名の男 信念の行方のロバート山口のレビュー・感想・評価

3.0
ダン・ギルロイ監督・脚本作にハズレなし。前作"ナイトクローラー"も本作も私のお気に入り。両作品の主人公の設定が似てますね。クロとグレーの境目に生きる男、そして社会人としては失格者、ズルして成功するも因果応報を食らってジ・エンド。一風変わった展開もいいし、演出も手堅いし、音楽のチョイスも最高。

ヨレヨレの服装にボサボサ頭のデンゼル・ワシントン、よく見ると前歯がすきっ歯。役作り流石です。

裁判所の金属探知機の前でのやりとりが気になった。"iPodに入っている曲の低音域が消えてギル・スコット・ヘロンのアルバムがダメになった"。金属探知機を通るとそうなるんだ、勉強。
ロバート山口

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