のすけ

ベター・ウォッチ・アウト: クリスマスの侵略者ののすけのレビュー・感想・評価

3.6
なんだこの映画は…ある意味凄い。
なんの前情報もなく鑑賞。

ホームアローン風?コメディか → あれ、サスペンス風? → あれあれ?ホラー? → ん?やっぱコメディ? → いや、やっぱホラーじゃん! → んでもどうせスクリーム系か? → ん、なんか違うかも → おっ!マジか!サイコパス系? → あれこれやばいやつ? → そんなわけないよな → やっぱ中途半端系か? → あれでもやっぱやばい系か!?

という感じ。
でも最後までホームアローン的な柔らかい雰囲気を残しているのが凄い。
緊迫感あるんだかないんだか分からない。
やばいのに、恐怖や臨場感よりは、「この金持ちのイカれたクソガキが!」という感情が沸いてくるあたりが、この映画の不思議な 魅力を物語っているのかもしれない。

中途半端と言ってしまえばかなり中途半端だが、意図的なら不思議な没頭感(88分の短さも絶妙)
監督、脚本、主演皆新人ぽいから、たぶん偶発的に生み出されたこの映画独特の雰囲気なんだろう…