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坂本龍一 PERFORMANCE IN NEW YORK : asyncのiszkaのレビュー・感想・評価

5.0
このコンサートというか、アルバムは、
聴き手の言語脳に訴えるのではなく、
記述不可能な詩情に訴えようとしているのだなと思った。

タルコフスキーが映像詩なのであれば、
彼の作品は音響詩といった感じ。
理路整然とした解釈や伝達を前提としていないもの。

目を閉じれば、知らない世界に入り込む。
そこには自然の鮮やかさであったり、透明な空気であったり、生きとし生けるものの不気味さが、確かにあったような気がする。
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