シンプルに言うなら「アメリカ万歳映画」です。
アルカイダによるアメリカ同時多発テロ事件への憎しみから立ち上がった男たち。
乗馬経験ほぼ0のアメリカ兵士たちが、反タリバンの地元軍隊の協力のもと、敵拠点となっているマザーリシャリーフを馬と銃だけで陥落させるという特殊任務に立ち向かっていきます。
戦車や最新兵器も揃えている5万人のアルカイダ兵に対し、たった12人で銃のみで勝ち誇る。
神風でも吹いたのかな……
これが実話ということには驚きと脱帽でしたし、アメリカ兵士たちの勇気にも敬意を払いたくなります。
が、戦争の凄惨さをもう少し丁寧に表現してほしかった気もしなくもなかったです。
相手が相手なだけに、万歳映画になるだろうことは予想して観ていましたが、極端なほどの描写には若干考えさせられるところもありました。
クリヘムのアクションシーンは流石のかっこよさでした。
流れるような美しいアクション。これは最高。
