西野竜平

ホース・ソルジャーの西野竜平のレビュー・感想・評価

ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)
4.8
最近の出来事だったりニュースで聞いたような組織の名前が出てきたりしたからすごい身近に感じた
唯一観たことある戦争映画のダンケルクとはまた表現方法も全く違って、中東の戦争はむごくて目を背けたくなる描写もいっぱいあった(隣の人と一緒にビクッてなってしまった笑)
でもそんな中でもクリヘム率いるグリーンベレーとドスタム将軍の軍がとにかくかっこよくて、怖いけどその雄姿をずっと観ていたくなった
若くして大尉の座に就いてるミッチの自分を強く信じてそれを貫く姿やそれに信頼して従う部下たちもアメリカとアフガニスタンとの絆も普通に泣いてしまった
それに米兵には家族との描写のシーンも短くはあったけどそれぞれの家族の在り方がよくわかったし妻たちの覚悟や信頼もかっこよかった
そんな重く凄まじい雰囲気の中でも、やっぱりアメリカの男、兵士たちの束の間の談笑とかで笑えてすごい個人的に助けになった笑

それにやっぱりなんと言ってもこの作品では今までとは全く違った観たことない新しいクリヘムの一面が観れるのが本当に嬉しい
上官にも自分を曲げず食ってかかる姿や馬に乗って銃を片手に戦場を駆けるクリヘムはやばかった()
もう一つはエルサさんとの共演が観れること最高
エルサさんがスペイン語でクリヘムに話しかけるシーン観てほっこりした

悲しいし辛いけど、何よりクリヘムもエルサさんもマイケルシャノンもマイケルペーニャも他のキャストの人も本当にみんながかっこいい映画で想像以上に大大大満足の130分だった

(スコアの-0.2は自分の戦争に対する恥ずかしいほど失礼で勝手なイメージを持って途中まで鑑賞してしまっていた自分に対するものです)
西野竜平

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