渡辺しおね

ゴーギャン タヒチ、楽園への旅の渡辺しおねのレビュー・感想・評価

2.9
実在の人物(特に故人)を題材にした映画って、難しいわよね。
知りもしないその人のことを「こういう人だったんだぁ」
って勝手に解釈しちゃうし。
どこまで史実に則ってるかなんて、専門家じゃない私には分からないし。

私には、一緒に来てくれ〜!!なんて妻にキレ散らかしてたのに、結局若いおねえちゃんに靡いて、挙句の果てには彼女にも捨てられちゃう
おんぼろ爺さんにしか見えなかったわ。

事実はどうかも分からないけど、
私の中に「ゴーギャン≒すけこましジジイ」という式を作っちゃうんだから、
やっぱり実在の人物(特に故人)を題材にした映画って、難しい。怖い。

しかも、フランスとタヒチ、とっても遠いけど結局タヒチはフランス領ってのも
なんだか結局ショボい男。



ここまではゴーギャン批判みたいになっちゃったけど、
映画自体も起承転結はなく、しっかりと駄作だからね。