ゴーギャン タヒチ、楽園への旅の作品情報・感想・評価・動画配信

「ゴーギャン タヒチ、楽園への旅」に投稿された感想・評価

左衛門

左衛門の感想・評価

2.7
フランスの画家であるポール・ゴーギャンのタヒチ生活が赤裸々に?描かれた作品。
面白いが面白くないかで言うと、はっきり言って全く面白くない(笑)
どれだけゴーギャン本人が好きか、またはどれだけ主演のヴァンサンカッセルが好きか、それ次第で評価が大きく分かれそう🙄
典型的な芸術家クズのゴーギャンが、家族に見切りをつけられ、そしてタヒチでも😫といった具合に、よくある芸術家のクズエピソードを映画化。そしてなんといっても、本作の特徴は、このクズエピソードを描ききって、はい終わり、というところ(笑)
この手の映画の常であるような方法、つまり痛々しくも描ききったクズエピソードが、ラストで芸術として開花してゆく、といった展開を期待していたわけだけれど、そんなものはない👊
彼のこのクズエピソードが、どうしてあの有名な「我々は何処から〜」に繋がってゆくのか。また、パリの画壇に愛想をつかした彼が、どのようにしてタヒチの自然に精神と絵の具を溶かしていったのか、そういったキモになるようなところは殆ど描かれていない。強いてあげるなら、弟子ポジの兄貴が旅行客の土産として彫刻を量産するといった姿勢に、憤りとしょうもない嫉妬を燃やす程度(笑)
なんやそれは😅💦

個人的な感覚にはなるけど、ピカソが王道のトンカツでセザンヌが竜田揚げとくれば、厚切りのハムカツ的ポジのようなゴーギャン。多作なピカソや華美な画家の作品とは違って、美術館でもなかなか展示してないし、画集を揃えようと思った時の優先度も低い気がする。でも、エコール・ド・パリの時代を生きた異端かつ骨太な画家としての印象も強く、勝手社会(今も尚蔓延る、産業革命に伴う近代化が作り出した効率至上社会)とも言えるような特定の価値感による支配的な社会に疑問を持ち、何故生きるのかという根源的な問に立ち向かったゴーギャンの芸術的姿勢は、ハムカツそんな好きじゃない僕でも知っている🍔
是非ともそんなゴーギャンの力強さを描いて欲しかったなあ🥲
「ブラックスワン」や「オーシャンズ12」で2枚目っぷりをムンムンさせていたカッセルは髭もじゃのしわしわだし、始終垢臭い作品だけど、まあ、タヒチの自然が綺麗だし、それでプラマイゼロ🌵🌲🌳🌴
ジャポネズリーの時代に、わざとらしく北斎の神奈川沖浪裏が飾ってあったりするところも、まあ見どころといえば見どころなのかなぁ😅
2.7点評価✍️
ゴッホとの関係でしか知らなかったゴーギャンにこんなにたくさんの子供が。もうそれだけで見た甲斐があったような気分。
maya

mayaの感想・評価

3.0
哀しい雰囲気が漂う映画だった


ゴーギャンがひたすら哀れに思えて…
幸せな時間もすぐ終わっちゃうし貧乏だし

売れる物を作る凡人に、アートを作る天才も妬むんだなーと思った
rmn

rmnの感想・評価

3.4
ゴーギャンの1回目のタヒチ在住時を切り取ったような映画。ゴーギャン、テフラ共に、当時の年齢のようには見えないがそれはしょうがない。
作品としては、多くを語らずに静かな流れを感じるようなつくりになっている。私にはそれが心地良かった。ゴーギャンをあまり知らない人が見るのであれば、もう少しナレーションがあった方がいいかもしれないが、私はこれくらいが好き。
港町で一生懸命働くゴーギャンの姿になぜか心打たれた。楽園生活とはいってもお金もなく、生活が苦しく、望む評価が得られなくても、それでも描き続けるしかない、というのは芸術家に共通する宿命的な苦悩なのだろうか。全編に渡る美しい南国の景色が見てて飽きない。
MK

MKの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

ゴーギャンの力強い色彩からは想像できない、地道で淋しい暮らしぶり。磯の香りがする。
ゴーギャンの第一次タヒチ時代を自身の紀行エッセイ『ノア・ノア』に基づいて描いた映画。ゴーギャンの絵画への情熱、自分の芸術をいつか認めさせてみせるという意地に感心した。
タヒチの風景と自然を見られてよかった。次にゴーギャンのタヒチの絵を見る時の感触が違うだろうなと思う。
う

うの感想・評価

2.5

このレビューはネタバレを含みます

タヒチといえばsummer salt のdriving to Hawaiって曲にタヒチが出てくる。タヒチへ行ってビキニを脱いであったかいところで一緒に寝よう!って歌ってる。多分

この映画もそんな話です!
ラブストーリー仕立てで後半若干怖い…
ロケーション素晴らしい。
ポスト印象派のゴッホやセザンヌの作品(絵画)は好きですが、ゴーギャンの作品は特に好きではありませんでした。
作品からパッションを感じないというのが1つの理由ですが、この映画を観て、何となくそのパッションを感じない理由も分かった気がします。
世捨て人的な生活で「生きる」という感覚がゴッホなどと比べて弱かったのかも知れません。
ただ、彼の代表的な作品が描かれた背景などを知る事ができて良かったです。
これからは彼の作品をまた違った想いで鑑賞できそうです。
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