スコア4.5以上・・・超傑作！超おすすめ！
4.0〜4.4・・・名作。おすすめ。
3.0〜3.9・・・お暇ならいいと思います。
2.0〜2.9・・・僕はあんまり、でした。
1.9以下・・・時間の無駄だと思います。
この映画は、フェミニズムとマザコンの両方の定義を改めて考え直すような作品だと思う。ポール・トーマス・アンダーソンにしか出来ない世界観は、優しさと恐ろしさが共存するという稀有な作品になっている。はっきりいうと、何が面白いか分からない映画という人もいるかもしれないけど、愛ゆえの罪を善悪で捉えられないということをまざまざと見せられている気がして、なんか引き込まれる。この映画の善悪は？誰も答えられないのではないかと思う。それゆえに退屈でもこの映画はすごいと思う。あと、見事な美術（小道具大道具）、情感ある撮影と照明、そして緊迫感のある演技は見るものをとらえて離さない。
