ファントム・スレッドの作品情報・感想・評価・動画配信

ファントム・スレッド2017年製作の映画)

Phantom Thread

上映日:2018年05月26日

製作国:

上映時間:130分

ジャンル:

3.7

あらすじ

「ファントム・スレッド」に投稿された感想・評価

ちくわ

ちくわの感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ラストまで見ると、なんだか気高い作品になるわw
どんなプレイだよwとも思うけどね。

あのラストを知るまでは、どちらも可哀想な二人で、まあよくある下世話な話だなあくらいに思っていたけど。

幻影の糸のようなあやういもので結ばれた二人。
姉との不思議な三角バランスの中で誰にも理解されない愛。
愛なんて、互いがよけりゃなんだっていいのよね。

ただ、私は肝心のドレスがあまりステキと思わなかったなー。
ウェディングドレスはよかったけど。
kuu

kuuの感想・評価

3.9
『ファントム・スレッド』
原題Phantom Thread.
映倫区分G.
製作年2017年。上映時間130分。

ポール・トーマス・アンダーソン監督とダニエル・デイ=ルイスが2度目のタッグを組み、1950年代のロンドンを舞台に、有名デザイナーと若いウェイトレスとの究極の愛が描かれる。
名優デイ=ルイスが主人公レイノルズ・ウッドコックを演じ、今作をもって俳優業から引退することを表明している。

1950年代のロンドンで活躍するオートクチュールの仕立て屋レイノルズ・ウッドコックは、英国ファッション界の中心的存在として社交界から脚光を浴びていた。
ウェイトレスのアルマとの運命的な出会いを果たしたレイノルズは、アルマをミューズとしてファッションの世界へと迎え入れる。
しかし、アルマの存在がレイノルズの整然とした完璧な日常が変化をもたらしていく。

今作品の準備のために、ダニエル・デイ=ルイスは1940年代と1950年代のファッションショーの記録映像を見たり、有名デザイナーを研究したり、ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館のファッションとテキスタイルのキュレーターに相談したり、ニューヨークシティバレエの衣装部門の責任者であるマーク・ハペル氏に弟子入りしたりしたそうです。
縫製も学び、妻のレベッカ・ミラーに練習をさせ、学校の制服にヒントを得たバレンシアガのシースドレスを再現しようとしたそうです。
ファッションの世界やオートクチュールに興味がない視聴者でも、レイノルズの、世界の一途な芸術性、自分の選んだ分野での厳しい規律と完璧さを追求する姿に引き込まれる人は多く出るであろう作品だと思います。
アルマは視聴者の代理として、しばしば不可解なレイノルズとシリル(後者はしばしばASDのような魅力を持つ)が率いるこの奇妙な世界を理解できないでいるのである。
しかし、アルマは、この閉ざされた希薄な世界の仕組みを理解するにつれ、それを覆し、自分に有利なように曲げる方法を見いだし始める。
シリルは当然、この最新の気晴らしに不信感を抱くが、レイノルズはこの新しい、不安定なライフスタイルに何かを見出しているよう。
デイ・ルイスは、この世代で最も偉大な俳優の称号を得るにふさわしい一人やと個人的に思います。
今作品でも素晴らしい演技を披露していました。
彼は複雑でユニーク、かつ非常にリアルで、一分の隙もない。
マンヴィルも受賞候補に挙がっており、怖くて、可愛くて、力強くて、秩序と伝統を守る声をあげている様。
ルクセンブルク出身のヴィッキー・クリープスは繊細で鋭く、一見単純で世間知らずのアルマを演じるデイ=ルイスに匹敵するかな。
映画作りは簡潔で、ほとんど邪魔にならず、しばしば無言の視線と表情で登場人物に演じさせてる。
アンダーソン監督は、この作品で撮影監督を起用せず、カメラマンと一緒に仕事をしたそうです。
その結果、自然発生的やけど素人っぽくはなく、少し硬質な霞がかかっていて、多くのシーンがほとんど夢のようでした。
多くの映画で見られるようなモンではないけど、外装、内装ともに寒々とした環境の中で、この見た目が効果を発揮している。
また、加えてレディオヘッドのギタリスト兼ソングライターであるジョニー・グリーンウッドによるスコアは、軽快なピアノ曲を中心に、必要に応じて華やかさを加えた驚くほど控えめなものでした。
ただ、今作品は、
遅いし、気取っとるし、退屈なとこもあるし、無意味と感じるかもしれないとこは否定できないし好き嫌いは二分されるかな。
小生は今作品をむしろ一風変わった人々によって育まれたユニークなタイプの愛についてを、静かではあるが説得力のある方法で語られた作品で、深い、そして深く心を揺さぶるものであると感じた。
mamamimi

mamamimiの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

終わり方いまいち覚えてないけど、良かった。
神経質なドレス作家、依存状態の姉。
恋人ができてもドレスや姉の存在、何より自己中心性のせいですぐ別れてしまう。
ある日、一人のウェイトレスと恋人関係に。相変わらずの男性だが徐々に恋人のほうが上の状態に。
男性が自己中で偏屈すぎて、でもそれが何故か彼女とマッチしていくのが怖かった。
病気にして看病するって結構病的だけど男性のドレスや姉への依存が強かったのでそれくらいの衝撃が必要だったのかな?
骨太で深みのある映画らしい作品です。「Phantom Thread」ですから、てっきりファンタジー要素がある話だと思ってました。ダニエルさん、冒頭から英国紳士らしい出で立ちで登場しますから、秒で魅了されました。アカデミー賞3度受賞された方の、圧倒的な佇まいがシビれます。

相手役の方もお綺麗な方で、ドレスがホントに似合う方なので、主人公が、身体に一目惚れしたのが理解できます。

どう考えても、2人の幸せな未来が見えてこない、究極の愛の選択が美しい。2回観て初めて気づく伏線というか、関係性の変化が分かるシーンが多いので、是非とも観直して欲しいです。明らかに最初と最後の採寸が違います。

正直言って、こんな神経質なクソ親父を私は愛せませんが、私も私の周りもモノを創る職人ばかりなので、主人公の気持ちも理解できるので、複雑な気持ちです。正反対の2人だから別れればいいのにと何度も思いますが、職人同士よりは上手くいくような気がします。

オートクチュールの世界だけに、どういう意味で「ファントム・スレッド
」だったのか分かった気がする。邦題がついてなくてよかった。幻とか日本語に直すには絶対無理があるから。感性だけで捉えたいから、私はあらすじ見ない派です。

TMI...王族貴族のドレスを仕立てる過酷な労働が続く中で、就寝中の夢の中でも、一心不乱に「幻の糸」を縫い続けると言う職業病みたいな現象も指すようです。職人だから納得!
めまい

めまいの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

狂った愛みたいなのを描いてる作品だけど本質はそこじゃない。ポールトーマスアンダーソンの作り上げた画を鑑賞する作品。
この監督の作品は『ブギーナイツ』しか観てないけど凄く効果的な撮影をする人だなという印象があった。
今作もオートクチュールのドレスがこれ以上なく美しく撮れてる。これはスクリーンで見た方が良かったやつかも。
kangaroo

kangarooの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ピリつくシーンでも、アスパラガスがシンプルながら大変においしそう。

オムレツは大丈夫です。
ゆい

ゆいの感想・評価

-
抑圧の環境下における自我についての物語に惹かれるのか、スワロウも好きだけど、ファントムスレッドは自分の欲を知っていてそこから退かず投げ合う安心感と開かれていく人間臭さ、譲り合わないことで他者を知り他者を受け入れる場所を徐々に広げていく様、関わり合うってコレじゃないのか、と毒っけに惚れた
kotaro

kotaroの感想・評価

3.6
純愛ラブストーリーともとれるけどこの独特の世界観はやっぱりPTA
後半にかけての徐々に出てくる違和感が面白かった。個人的にはもう少し展開あっても良かったかも。結果的に上品に仕上がった感じ。
この時代の仕立て屋はハウスって言うんや〜ハウスオブグッチもこういう話なんかな
XXXXX

XXXXXの感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ポール・トーマス・アンダーソン監督作品。

1950年代イギリス。オートクチュールの仕立て屋レイノルズは、ウエイトレスのアルマと知り合う。互いに恋に落ちた二人は、アルマをモデルとして迎え入れるが...。

ダニエル・デイ=ルイスの入魂の演技と、ヴィッキー・グリーブスの演技合戦!ジョニー・グリーンウッドのサントラも合い重なり、PTAらしい荘厳な作品に仕上がってました。とは言え、結構笑える場面も多く、なかなか面白い!大晦日のパーティーのシーンが良かったです。
でも、今作はやっぱり恐るべきキノコ晩餐会の一言に尽きます。

今までは、玉の輿婚の様な関係だった、レイノルズとアルマ。レイノルズから屈辱的な発言をされたりしてましたが...。
クライマックスで、毒キノコ入りオムレツを食わされて、レイノルズは段々と身体が弱っていき、アルマに飼われる様な立場になります。
レイノルズに飼われていた形のアルマとの立場は逆転して、レイノルズは屍の様に弱っていきます。
また、毒キノコ料理が美味しそうで、とんだ飯テロ映画!

ダニエル・デイ・ルイスは、今作で引退したそうです...。PTAの新作『リコリスピザ』がアメリカですごい評判を集めてるらしいので、日本公開が待ちきれない!!
始終流れてるピアノの旋律がとにかく印象的で綺麗だった。
衣装に負けず劣らずな音楽の効果。

恋の始まり方が、リアル!
衣装、音楽、全てがいい感じだな〜と思ってたのも束の間。

男女共に世界観が強すぎるし、
口論のシーンなんかちょっと疲れちゃうよ!笑

疲れたところで最後あの終わらせ方。
女の方が1枚上手でしたか……
母性愛が強すぎるのも問題ですね。

亡霊の出方が、邦画ぽくてちょっと怖かった。
疲れるから1回見たら良いかなと思ってしまった
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