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レイニーデイ・イン・ニューヨークのmのレビュー・感想・評価

3.7
雨の中のティモシーが良い。
ピアノを弾くティモシーが儚い。
メトロポリタン美術館でデートしたい。

最初からギャツビーとアシュレーの会話が噛み合ってなかったしまぁ別れるんだろうなとは思ってたけど、内容が進むにつれてアシュレーのキャラにイライラ、、早く別れてくれって祈らずにはいられなかったのでオチに満足した。笑
アシュレーは都会で大はしゃぎしちゃうミーハーな田舎出身のお嬢様。服装は野暮ったいのにゴヤールのカスタムバッグやらエルメスの時計やらわかりやすいブランドものを身につけてるのがいい感じにダサい。中身がペラくて知ったかで会話するし浮かれてる所に漬け込まれて中年オヤジに翻弄される始末。素敵な旅行プランを立てたり身の安全を心配してくれるような恋人を蔑ろにした挙句、知り合ったばかりの人に恋人のことアスペだとか言うし自分はそこまで好きなわけじゃないだろうに友人がファンってだけの俳優と簡単に寝ようとするところが最低だったので下着姿で放り出された所でスカッとした。清純な風を装って実は恋人や友人に対し精神的に優位に立ちたい人間性を垣間見えたのが無理。でもキャピったり酔っ払ってるエルファニングめちゃくちゃかわいいのよ、、かわいいは正義。
一方ラルフローレンのジャケットをあんな着崩し方できるギャツビーとストゥッテルハイムのレインコートやらカルティエのラブブレスをラフに着こなしてるチャンがオシャレすぎて見た目からして洗練されたニューヨーカーって感じでお似合い。おまけに2人の会話は皮肉を込めたジョークと詩的な言葉が合わさって粋だなぁって。チャンは姉と付き合ってたギャツビーに片想いしてた感じだし一途なギャツビーと共に幸せになってほしいな。


都会もんと田舎もんの隔たりを感じる映画だった、、
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