よっちげ

SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬のよっちげのレビュー・感想・評価

4.0
2018#39

常々感じていることですが、この作品を観てもやはり、70-80年代を大人として過ごした人たちに嫉妬してしまいます。

エネルギーに溢れ、次々と新しいモノが生み出された時代。当時子供だった自分もなんとなく感じていた、世の中の浮き足立った空気感の正体を、鋤田氏を軸としてその渦中にいた錚々たる面々によって、まざまざと見せつけられました。

大人になった今、世間はそれらの燃えカスを、少しずつ形を変えながら再生産することで自転車操業しているように感じます。
よっちげ

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