基本的にこういう女子供を連れて脱出系の話は、ひたすら足を引っ張る奴が出てくると面白さよりもイライラが優先されてしまうのでエンタメ作品としては失敗してしまう。特にこの作品では何か行動を起こすたびに子供が嫌がったり立ち止まったりするのでストレスがたまりやすい。
「何度も見る悪夢が現実になる」というフックからオチへの「悪夢が実は……」というオチにかけても前振りが少な過ぎた。どんでん返しと言うよりも「じゃあ何でもありやんけ」という印象を受けてしまう。
じゃあ映像やアクションが凄いかというとそうでもないし、襲撃者との戦いもイマイチ地味。
終始やろうとしていることは悪くないけど面白さが足らない映画だと思った。
アメリカだと評価低いけど日本では評価が高めなのは、なんでだろうな。
