2023-93
超強大なハリケーンが迫る中、紙幣処理施設を襲撃する悪党たちと戦う話。
開始数分で面白くないB級映画だと確信。観るのやめようとしたけど、1度中断したら絶対二度と観ないと思って一応観た。
子供の時にハリケーンで父親を亡くした兄弟、組織を裏切って金を狙う男たち。話は超退屈。
1時間40分ある割に展開がとても遅く一本調子。嵐が来る、強盗も来る、バトル繰り広げる、悪党退治、っていう流れで中身がない。
ハリケーンと戦うパニック映画かと思えば銃撃戦を持ち込んできてアクション映画みたいなことをし始める。しかし緊迫感のない銃撃戦。日頃から銃を構えているようには見えないキャラクターたちに違和感がある。ハリケーンと銃撃戦は悪い組み合わせじゃないはずなのに全く生かせてない。
ひとつひとつの展開にイチイチ尺を取り過ぎなせいで全然話が進まない。その割に大した話はしてないし。役者陣の演技も下手なので余計につまらない。兄や金髪の女性はまだマシだけど他がひどい。もうちょっと上手い役者はいなかったのか……？全くおもしろくなかった。脚本とキャスティングを両方ミスるとこうなるよね。脚本がもう少ししっかりしていて、もう少し実力のある役者を使ってくれていれば、もう少しマシな仕上がりになったかもしれない。ハリケーンのCGがリアルなだけに、中身のレベルの低さが残念。
