たろさ

グリンゴ 最強の悪運男のたろさのネタバレレビュー・内容・結末

グリンゴ 最強の悪運男(2018年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

登場人物が多すぎるし、話がとっ散らかっている。
登場人物は、主人公ハロルドとその妻ボニー、主人公の友達でもあり務めている会社の社長であるリチャード、共同社長のエレイン、リチャードの兄の元傭兵ミッチ、麻薬の運び屋マイルズとその彼女サニー、麻薬組織のボス、ホテルを経営している兄弟とあまりにも多すぎて交通渋滞している。社長二人はキャラが濃くて出番が多かったが、それ以外はあまり印象に残らない。
お話の方は会社の合併話と不倫話と狂言誘拐と本当の誘拐と麻薬の話が同時進行する。焦点が絞れないしこちらでも交通渋滞をしている。最後は一応収束はするけど、雑で釈然としない。
「注射嫌い、やだー」といったぬるいギャグをやったと思ったら、見せしめで足の指を切られたり、人がバンバン死んだりとこちらも一貫性がない。

登場人物も話もギャグもごちゃごちゃごった煮状態。いろいろ削ってスリム化してほしい。

一応コメディ映画だけど、主人公の境遇があまりにも悲惨すぎて笑えない。かわいそう。

キノフィルムズ試写室 六本木
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