昨年度の作品なのにこのジャケットの時代遅れ感といい、Mark2,500人とはいえ王道学園もので4.1を記録してるのは不思議だなーと思いながら機内でまったり鑑賞。
13歳の時に気付いてから約4年間、誰にも打ち明けられなかった同性愛者であるという悩みを抱えながら、高校生活に向き合っていく1人の男子高校生のお話です。
いつものように、「どうしても共感出来ない、あるあるテーマ」なんて思いながら見ていました。しかし、話が単純なせいか、登場人物が少ないせいか、自分もまだ学生だからか、、主人公の彼に非常に感情移入できました。そもそもカミングアウトするかしないか、それはいつしたら良いのか、そのタイミング、、彼等は自分自身の問題を自分だけの問題に出来ない辛さと闘っています。決して悪いことをしている訳ではないのに、(自分が同性愛者であることによって)それでも誰かを傷つけてしまうかもしれない世界を生きているからです。
それから、選曲のセンスが抜群です。(機内だったため、大量の曲をShazamしそびれました…)
