自分に自信が無い女性は多いと思う。主人公のレネーは、自信に満ち溢れることで夢を叶えたが、その反面、今まで一緒にいた友達を見下し無下に扱ってしまった。
自分が優れていると思うようになり、調子に乗ると、人への対応が変わることがあると思う。
調子に乗って、大切な人を失わないように注意が必要だということも分かるストーリー構成になっていてよかった。
しかし、結局美人な人でも自己肯定感が低い人もいて、どんな見た目の人でもその人なりの悩みがあることが分かる。
大事なのは、自分のもっているものを愛してあげて、肯定することだ。
そして、外面だけでなく、内面、自分のいい性格を活かして生きていくことの大切さが分かる。
最後のレネーのスピーチは感動的なものだった。言葉が響いて涙する人も多いだろう。
この作品をこのタイミングで見ることが出来て良かった。
SNSなどで、他人と自分を比べてしまいがちな現代を生きる女子、(男子)に観てもらいたい映画だ。
