たろう

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニングのたろうのレビュー・感想・評価

1.1
久々に苦痛と呼べる映画、、、

ルッキズムやセルフエスティームの欠如みたいな多くの現代人が抱えている問題がテーマになってる点は面白くて良いと思うし、頭打って~の手法も面白いと思う。

けどその使い方が酷いのと薄っぺら過ぎる、、、

正直に言って、
頭打って自信満々になってからはうまくいってるように見えるけど、内面は自信満々になっただけで、受付に来た“ダサい”おばさんに対する接し方や“親友”に対する酷い態度からは未だにルッキズム等にとらわれている人間って言うのがわかる。(個人的にこの自信満々の主人公が酷い嫌なやつすぎてきつかった)

主人公がそこからどう抜け出すか、人は見た目じゃない中身なんだをどう本質から理解するかがこの映画の肝なはずなのに

ただ演説中に写真見て気づいて“クール”な演説かまして終わりて、、、

それこそ自信満々な主人公に影響受けてルッキズムから抜け出し、人生楽しみ出してるっていう良いキャラクターアークがある彼氏イーサンに主人公が今までずっと見た目変わってなかったっていうのや諸々を語らせたらエモーショナルな場面にもなるし、より満足感あると思うのに、、、

それに親友たちにもどう謝罪するかも大事だと思うのに、演説で写真だしてアーオ(感動)で終わりなんて、、、

見終わって主人公が本当に人は見た目じゃない等の諸々を信じてるか個人的に不安になるまとめ方だった、、、

テーマだったりサイドキャラは諸々面白いのだから、途中と終わり方にマジで消化不良起こして、久々こんな文章かいてる、、、


たろう

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