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プーと大人になった僕のJのレビュー・感想・評価

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)
3.4
・物語★★★
・配役★★★★
・演出★★★
・映像★★★★
・音楽★★★

仕事にかまけて映画館にもなかなか行けず、レビューもすっかりご無沙汰でした。
そんな時、久々に映画を観よう!というにはピッタリの作品です。

大人になった僕が、子どもの頃のピュアな心を取り戻し、仕事一筋の生き方を見直す…先入観では、てっきりそんなテーマなんだと思っていました。
そう、まさに、働き方改革をノスタルジーの観点から推奨しよう!…みたいな。
それだけに鑑賞前は、繁忙期真っ最中の仕事のヤル気に水を差さないかなぁ…というのがチョット心配でしたね。

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(※以下、ネタバレあり⚠️)

確かにストーリーが進むほど、そんな雰囲気が色濃くなっていくんです。
ユル〜いクマさんに感化されて、
「“何もしない”は大切だー!٩( 'ω' )و」
が、いつの間にか
「ちょっと今から仕事やめてくる!」
にエスカレートしちゃうかと思うくらい…💦

でも、ラストはキレイに
「発想の転換て大切だよね!」
にまとめてくれています。
いたずらにアンチ仕事人間を押し出している訳ではないことに、最後の最後で共感できた作品でした👏

それから、“子どもの安全に比べたら、仕事なんてどうだっていい”
これも、決して間違っていないと思いますね。
天秤にかけて考えることなんて、普段はなかなかないですけど。


あ、忘れてました…
肝心のプーさんと愉快な仲間たち
🐻🐷🐯🐴🐰🦉

正直、あのユルさにはチョットだけイラッとしちゃいました。
クリストファー・ロビンの忍耐強さに感服です。
…でもそう思ってしまうところにこそ、童心を忘れた寂しさを感じてしまうのです。


“もしも一緒にいられない日がきても、僕はずっと君の心の中にいるからね。覚えていて。”

自分も子どもの頃、毎日一緒に寝ていたネコのぬいぐるみがありました🐈
いまは、実家のクローゼットの中です…。
いつか彼も、“100エーカーの森”に行かせてあげたいですね🌿

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劇場用パンフ★★★★
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