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ある少年の告白のSFのレビュー・感想・評価

ある少年の告白(2018年製作の映画)
3.7
LGBTQに関して興味があって、いろんな事を調べたり、自らサポート出来たらといつも思ってて、今回この映画を見た。
ルポールのドラァグレースが好きで、そこに出演してるクイーン達の多くの人が、両親が厳しいクリスチャンで、カミングアウトした時に無理やり矯正施設に入れられた。と涙ながらに告白するシーンを何度か見たことがある。その施設でこの映画と全く同じことが起きてるかは分からないが、近しいことは起きてるのではと思った。
精神科でもない人間が、恐怖で相手を支配し、その相手を自分たちが正しいと思う道に引きずり戻す。全く根拠がない方法であって、私は間違っていると思う。人間どう生きるか、一人ひとりが決めることであって、たとえ親であれ無理矢理人を矯正するのは違う。
キリスト教の教えをどう受け取るかも人それぞれ。途中出てきたゼイヴィアの言った「神は私たちの中にいる。」これが1番私にはしっくりきた。ゲイであろうと、ストレートであろうと、トランスジェンダーであろうと、バイセクシャルであろうと、レズビアンであろうと、神は私たち一人ひとりの中にいて、決して私たちを陥れたりはしないと思う。

語彙力なくて、どう伝えたらいいか分からないけど、ただゲイだろうとなんだろうと神は罰しないだろう。そして、無理矢理人を矯正するのは間違ってる。人間人それぞれ。もしいつか自分が親になって、子供がLGBTQの当事者だったらその子の道を歩ませたい。親である私が決めた道じゃなく。
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