さかな

ある少年の告白のさかなのレビュー・感想・評価

ある少年の告白(2018年製作の映画)
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『レディ・バード』のルーカス・ヘッジズが魅力的だったのでこの映画を鑑賞。
この映画の演技もとても良かった。知性のある役が似合う。

原題「BOY ERASED」の意味そのままに、
主人公の「同性愛者である」という性質は
「罪である」と真っ向から否定され、抹消されようとする。
「苦悩を乗り越えて治していこう」と
まるで主人公が正常でないかのように扱われていたのが見ていて辛い。

「手を握る」シーンが沢山出てきたのが印象的な映画だった。手を車から出す行為もなんだか意味ありげ。

「神を愛しているわ、神も私を愛してる
 私は息子を愛している。単純なことよ
 でもお父さんには少し複雑なの」
この映画で一番好きな言葉
単純なことだと気づくのには時間がかかる
さかな

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