Hiro

ある少年の告白のHiroのレビュー・感想・評価

ある少年の告白(2018年製作の映画)
3.4
LGBTが完全な悪とされていた時代。
主人公のジャレットはゲイであるが故、同性愛を悪と考える父により矯正施設に送らる。その施設にて、非人道的な強要をされ、同性愛が本当に悪なのかと考え始める。

本作は主人公の体験談による原作が、基となっていることに驚きました。
まさかの現在も矯正施設が存在し、人権が無い扱いをされているという事実に心が痛みます。
この手の作品を見ると、毎回思うんですが、何故同性愛が悪だと決めつけてしまうのか。
ステレオタイプって怖い。

終始ヘビーな雰囲気で、且つ起伏が無い展開で最後まで見るのが辛かったけど、実際にあったという事を知る意味では、見て欲しい作品でもあります。
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