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獣の通る道のtのレビュー・感想・評価

獣の通る道(1959年製作の映画)
4.0
渋谷の純喫茶でバーテンを務める高倉健の姿に度肝を抜かれるが、どうやら網走監獄出らしくホッとする。大卒ヤクザの木村功が最高で、ガキ相手にしょっぱい手口で罪をなすりつけ(密造所への入口〜国立競技場?一連のシーンはニヤける)、その姉にも手を出すという小物ぶり、そして相棒は山本麟一という嬉しい布陣。まだスカスカの渋谷の街も見れて楽しい。柔道場とか佐久間良子の避難先が上総湊だったりとか、若干の湿っぽさが残念にせよ好みの変なノワール。
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