とし

名探偵コナン ゼロの執行人のとしのレビュー・感想・評価

4.5
コナン映画第22弾。
脚本の櫻井武晴さんが、全力でアニメ版相棒を作ってきた感じで、相棒とコナンの両方のファンにとってはたまらない作品。
公安検察と公安警察のドロドロや検察庁内でのわだかまり、違法捜査に違法作業などなど、相棒で描かれそうなことが描かれつつ、ラストのアクションにはコナン映画らしさを残すという個人的最高傑作!
相変わらず最後のアクションはめちゃくちゃやってて安室さんの車もボロボロだし、いつも通りやりすぎ感あるけど、それも「らしさ」を残したってことでご愛嬌なのかな。むしろ、櫻井さんが実写では出来なかった部分をコナンたちにやらせるために思いっきり派手にしたのか?!
形容するなら「コナンの皮をかぶった相棒」と言ったところ。
まあ、純粋にコナンのカッコよさを観にきた子どもたちにはコナン史上最も難しい内容だったと思うけど(笑)
本人たちに自覚はないけど、日本の危機を救った少年探偵団にも拍手!

20-22
とし

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