ほっこりした。
冒頭の3人のシーンで「え?どんな関係?」と思わされたのは、
あ、引っかかったなという感じ。
血の繋がらない家族。晶ちゃんと駿也。
夫、父親の修ちゃんが死んでしまって、おじいちゃんのお家へ行く。
九州の鉄道物語。家族の物語。
無骨だけれど、広い心でどっしりと家族を見つめるおじいちゃん。
朗らかで人のよい、愛のあるお父さんだった修ちゃん。
まだ小学生なのにしっかりものの駿也。
本当の親子みたいに見えました。(雰囲気とか顔とかめちゃ似てる!!!)
鉄道で働く方々の偉大さを改めて感じ、感謝。
うまくいかないときがある、つらいことは重なる。
心をさらけ出してぶつかり合って、お互い傷つけ合って、ふつうなら、もうおしまいなのかなってなるような出来事のあとでも、それでも離れない。
そんな家族の絆は、血の繋がりなんか越えていけると思いました。
(私はむしろそうであってほしい。)
ダメな親のもとに育ってもまともに生きる人はいるというのは救いの言葉です。
何があっても一緒にいるよ、拙いながらも向き合うよ、大切なんだよ、という安心感と優しさが、晶ちゃんからも駿也からも溢れ出ていてほっこりした。素敵な家族になるよなあ。