2017年、ジョニー・マーティン監督、マイケル・ケイシー、チャールズ・ハッティンガー脚本によるクライム・ミステリー。
被害者を吊るし首にする連続殺人鬼ハングマン。殺人課の敏腕激渋刑事レイ・アーチャー（アル・パチーノさん）と、愛する妻を亡くした相棒ウィル・ルイニー（カール・アーバンさん）のバディムービー、と言いたいところですが、取材記者クリスティ・デイヴィス（ブリタニー・スノウさん）が常にご同行。
連続殺人鬼ハングマン、その正体は何者ぞ、はたまたその動機や如何に、といったミステリー的要素で延々と引っ張りながら、真相が明かされたときに広がる得も言われぬ、あっけら感。
名優アル・パチーノさんのお力をもってしても、残念な筋書きだけはどうしようもございません。実にお気の毒なことでございます。
ワトソン警部役を演じられたサラ・シャヒさんは凛々しく印象的でした。珍しいお名前だと思いましたら、お父さまはイランのお方なのですね。ヴァヒド・イラン・シャヒさんというテヘランご出身の超速ギタリストを思い出しました。
