Maria

カメラが捉えたキューバのMariaのレビュー・感想・評価

カメラが捉えたキューバ(2017年製作の映画)
4.5
こんなに良質で素敵なドキュメンタリーは初めて見た!とても素晴らしかった!
カストロに実際にインタビューもして社会情勢、経済情勢もうまくまとめながら、現地の3家族のことも丁寧に追っていて皆んなに感情移入できてしまう。それぞれの人の人生観や死生観も捉えてられていて、最高のドキュメンタリーでした。

メモ
・農家5年の年収で雄牛1頭購入
・1990年代に1950年代の医療器具
・医者の月収はタクシー運転手以下
・カストロの死で5歳くらいの子が泣く

印象的なセリフ
・人生は悲しい。徐々にすり減っていくだけ
 生まれた時はみんな一緒でとても幸せ。
 でも結局1人ずつ死んでひとりになる。つらいわ。
・信念と勇気を持てば進歩していける
・太って見えるのはいやだ
・寿命を迎える前に死ぬものはいない。
 だから私は冷静だ。いずれ私も死ぬ。
 いつ死ぬかは知らないけれど。
・人生は偶然に左右されるが、
 墓に入ればそこに眠るのはすばらしい男女。
 死んだら貧富は関係ない。問題はどう生きたかだ。
Maria

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