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カメラが捉えたキューバのメモのレビュー・感想・評価

カメラが捉えたキューバ(2017年製作の映画)
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フィデル・カストロが近い、すごい、75年ごろの、葉巻吸ってるデカイ軍人めっちゃ強そう。カリスマってすごい。カメラ近いと緊張する。
革命後しばらくはみんな活気があって、カストロのことも好きだし、経済的に頼ってたソ連が崩壊した後も多少不自由でもみんなでがんばろって感じがあったのに、だんだん物がなくなって、配給も減ってって、そしたら物を盗む人とか出てくる。観光業がいちばん儲かるし、路上に出るだけでも観光客にもらえるから、元々技術者だった人たちが路上でアート売っていたりする。
うちは自給自足でやってる畑だから他とは関係ないよ!って言ってた笑顔のおじいちゃんたちが、景気と治安の悪化で家畜どんどん盗まれちゃって悲しがってるのがもう本当辛い……辛かった。。最後は牛買えてよかった。
医療現場のものが50.60年代のものそのまま使ってる(のに医者には知識があるから、この古いのを使い続けなければならないと理解しながら使ってる)のに驚いたりとか、とにかく物資が足りないとか、建物が古いまんま修繕されていないとかが多い。。
私だったらもっとイライラしたり悲観的になっちゃうなって思うことがたくさんあるんだけど、みんなが結構、自分たちでなんとかしていこう、うまくいかないことがあってもそれが人生だしね、そんな時は酒飲んで騒ごう〜みたいな、そういう感じで、すごく素敵だった。幸福のこと考えた。
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