「口から落とした爪楊枝は自分で拾って持って帰ってください」
亡くなった人の声を聞くこと。
地味だけど笑えるし、幽霊はいいヤツだし、なんか地味なんだけど、感動しました。
ほっこり。
心を許せる人がおらず、他人と上手く関わることが出来ない御子が、「ルームロンダリング」という不思議な仕事を通して出逢う、どこか憎めない不思議な幽霊達。
彼らを前にして、始めはただただ無難に過ごそうとしているだけだった御子が、彼らの未練に触れるうちに、次第に少しずつ自分から心を開いて変わろうとしていく姿は、どこか切なくも心が温かくなります。