うむ、そうきたのね。
主人公の男性の半径50フィート（約15メートル）以内に入ると死ぬというトンデモ設定。
そして全てその対になり力を抑える女性も登場します。
一体何が原因なのか、
この現象の正体は何なのか、
どう解決するのか...
結局これらの疑問は一切解決されず、
事態はあらぬ方向へ。
謎の現象が起きるSFものから、急に失っていた記憶の先にあるものはというミステリーチックなものへ、途中から違う映画になりました。
正直その件りいるかよって感じ。
途中でストーリー思いついたから付け足してみたけど、収集つかなくなっちゃったからパーンで切なく終わっとこう的な適当なラストがとても残念。
いや、SFパートの設定は斬新で興味をそそるものでしたし、
ミステリーパートはありがちではありますが良い出来だと思います。
ただこれらを混ぜた上でのこの映画のまとめ方だと腑に落ちなさを感じるのは仕方ない。
スキージャンプでジャンプ台から大きく飛び出したと思ったのに、
着地したのは高飛びのマットだったみたいな。
そんなわかりにくい例えは置いといて、
この作品はとにかく惜しい一本でした。
