かほ

千と千尋の神隠しのかほのレビュー・感想・評価

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)
5.0
千と千尋小学生くらいの時親戚に映画館連れてって貰ってその時やばくて立ち見の人とかいたの思い出した。私達も席空いてなくて一番前で見た。
とてつもない迫力だったなぁw
けど子供ながらに感動して兄弟でおねだりしてお母さんにDVDを買って貰った。ノベルティで千尋が食べてたおにぎりついてきて、あのシーンのときそのおにぎりで一緒に再現するっていう遊びを兄弟でしたなぁ。

だから何回もじっくり見てて次の展開どうなるかわかってるから、ハラハラとかは無かったけど、やっぱりそんな千と千尋を映画館のスクリーンでまた観れているという喜びが凄くて幸せだったし、なんと観客が私一人だった!!人生で初めて!凄い嬉しかった!大好きな映画館潰れないか心配になったけど!

話もわかってる分曲とか音をしっかり聞けて、感動した。
六番目の駅とか、あの夏へのピアノの音だけで泣きそうになった。曲だけで感動するって本当凄いなぁ。誰かの作品を見たり聴いたりして感動できるって幸せで有り難いなぁと思った。

よく見てた頃の記憶が蘇って、今は全然 距離がある兄弟と話した事とか末っ子の弟が公開当時赤ちゃんでネズミになった坊に似てるってお母さんが言ってた事とか思い出して自分も昔の時代行けた。

リンさんいい人。湯婆婆の話し方凄い。日本人でよかった。
神木くんの坊きゃわいすぎて、私は遊ぶよ?坊と遊ぶよ!🥺って思ったw

凄い余韻で今この瞬間も向こうの世界ではお湯屋はやっていてリンさんや湯婆婆達が働いているのでは。と思ってしまう。

今年の夏はジブリ漬けになる。
こんな最高な体験千円ちょっとでいいの。ってくらい。いやありがたい。
ソーシャルディスタンス完全に守られて誰とも関わらないし、商業施設で買い物するよりずっと感染リスクは低い様に思った。
我を忘れる没入できる時間なので多くの人にもっと気軽に頻繁に映画館で映画を見てほしい。ニュースで映画館の館長さんが芸術は心のビタミンなのでとおっしゃっていた。その通りだと思います。
かほ

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